Saturday, October 24, 2009

学会一日目

今日はちょっと真面目に書きます。

この土日は阪大にて年に一度の日本音楽学会全国大会やってて私も行ってきました。

朝7時台に家出るのとか久々やったのでこの長い一日集中力と体力もたなかったぶっちゃけ^^;
社会人やってる子すごいな、、って改めて思いました。そらくたくたなって帰って寝るのみやんな。。。
来年から働けるんかいな私。。。

まぁそんな感じでくたくたなんですが、行ってよかったです。

どこの学会でも同じやろうけど、全国大会ともなると、名前知ってる先生があちらこちらにいたりして、おーあの本書いてる人や!みたいな感じでその人が発表とか発言とかしてたら刺激になるわけです。色々参考になるし。

さおが批判できる立場ではないのはわかってるけど、人を惹き付ける発表をするのはすごく難しいもので、どこをフォーカスするか、短い30分の発表時間の中でどんなふうにまとめるかでかなり印象変わってくるよね。人の振り見て我が振り直せではないけど、自分の発表もこんなふうに思われてへんかなーと見直す機会なりました。むずかしい。。

発表が微妙でも論文読んだらおもしろいんかなーとか思う人もいたし。。でも支部会の発表とかよりは全国大会やからさすがに皆よかったけど。同じ時間に色々やってるから自分の興味に一番近い発表聴きに行けるしね。それはいいところ。

先輩とも話してたけど、一次資料扱った研究ってタフですごいなって思うけど、発表はおもしろくないよねとw
確かに!現地に行かないと手に入らなかったり、分析に何年もかかったりするからほんとに根性ないとできないけど、わりと地味で地道な作業なんだよね。ゆえに発表も地味にはなる。でもそれがすごい発見だったり、研究成果として出てくると強いけどね。

でも博士論文以上になると一次資料にあたらないと価値がないとかゆわれるけど。だから皆現地(たいてい海外)に旅立つ。それで資料収集して、現地か日本で博論書いて。しかしそのあと研究者としてどう歩んでいくのかが難しいところ。音楽学のポストもそんなにないし。だから現地に旅立ったとしても、日本のどこかとはつながっといた方がいいとかゆうしね。帰ってきたときにポストがあるように。

理系の研究者の世界って、B4から修士、博士・・・って研究室で修行つんで、そのままその研究室関係のとこで研究員として雇ってもらう・・・みたいなイメージやけど、あってる?理系のひと?w

まぁさおの理系の知識はそんくらいやけど、文系はこれまた大変な世界なんだw音楽学だからさらに大変って説もあるけど。日本において音楽学の研究史ってすごく浅い。音楽学はドイツから始まったし、日本では人文科学は価値が低く見なされがち。社会の役にたたないから。と思われてるから。ヨーロッパとかってそういう学問の歴史からして違うからね。古代ローマとか、医学と音楽は同レベルだったりしたんだっけ。このへんは長くなるので割愛。


既に長いですがw、今日は色々考えましたという話です。
今日に限らずですが。

一瞬研究者になりたいなと思うこともある。でもそんな力量は今の自分にはない。まわりの先生たちみたいに語学できる自信と実力もない。そんなに研究が好きなのか?修論もまともに書けないのに?そう思ったら折れる夢。あと研究者の現実。も、周りでいやというほど見てるから。厳しい世界。

とりあえずは、来年からある形で社会人になれたらいいな。それは明後日わかります。。。受かっててくれ!!><



さっき、『音楽の文章術ーレポートの作成から表現の技法までー』って本を学部んときに美佐子に勧められて買ってたことを思い出して、引っ張り出してきた。今更修論に役立つかも。

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